たまには映画の話など。
映画やアニメなどが好きなので時間があればなるべく見ております、私。
その中でも最近見た好きだったものを。
観ました。
岩井俊二監督。
うんうん。
仮面をつけて不器用ながらに現代社会との折り合いをつけようとしている、あなたやわたしへの寓話。
ネットの匿名性や実態のない関係性など現代ならではの曖昧さが、何かのきっかけで強く繋がりを持ったり未来を変えたりすることもある。
嘘も悪も見方によれば真実や幸せになり得るということかな。
岩井俊二監督はいつだって簡単に手放してくれない。
イラっとモヤっとするけど嫌いじゃない感じ。
(序盤はだいぶイラっとしましたけど。笑)
見終わってから一人一人のキャラやシーン、ミステリっぽい明らかにされない部分を勝手に深読みして補完することで自分なりの答えが多少は見えてきた、かな。
良くも悪くも岩井俊二監督っぽさが出てた、と、思います。
ふわっと漂う空気感と夢のような「何もなかった」出来事。
万人受けはしませんのでオススメも特にしませんが(!)、岩井俊二監督の12年ぶりの実写新作という点でファンの方は観るしかないんだろうなーって感じです。
大変意外なことに、ファーストガンダムの主要キャラクターを知っていてよかったと思いました。笑
いや、ほんとに。
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久しぶりに映画館でボロボロ泣きました。。。
どのシーンも絵画のように美しくて悲しくて、ラストへ結ぶ流れはもうこれ以上ないくらい完璧で、震えた。。
いわゆるトランスジェンダーがテーマになる映画なのでその点で感情移入できなかったりという話も聞きますが、そういうことではなくて。
「自分に正直に生きる為に、偽りの過去の自分と決別しようとしている人(そうじゃないと生きられないから)」と、
「愛する人がその人格を捨てて全く違う人になっていくのを、本当は辛いのにそばで支えていかざるを得ない人(愛しているから)」との関係性を描いた物語で、
身近な愛する人を思い浮かべてとてつもないやるせなさを感じてしまいました。
もちろん、後者の視点で。
愛する人が過去を捨て命をかけてまるで違う人格になっていくのを、愛情だけで泣きながら支えていくのはどんな気持ちなんだろう。
自分なら、どうするんだろう。
そんなことをぼんやり考えた物語。
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和風スチームパンクゾンビものテレビアニメ。
監督が同じだからか某巨人アニメを彷彿させますがそれはさておき、作画もきれいで曲もよく何より主人公がはんぱなくかっこいい。。。
なんなの、左右の色が違うメガネとか。。。
オッドアイ好き、メガネ好きにはたまらんね。
毎週楽しみです。
長月のブログで載せるってのもなかなかアレな雰囲気ですが、いいです、私が好きなんで、個人商店なんで。
個人的に、(日本の場合)SF的な要素のある映像は実写でなくアニメに限ります。
あり得ない設定もアニメなら許される気がするし、スピード感やビジュアルの特殊な効果はアニメにしかできない良さがある。
アニメが好きというと、意外だね!振り幅広いね!って言われがちですが、実写もアニメも私の中で意識的に棲み分けしているわけではなく、ストーリーや映像が好みであれば関係なく手を付けるという感じです。
しいて言えば、アニメは実写では絶対にできないCGの効果やストーリー展開、奇抜な設定などを楽しめるものを好むかな。
あとは、
ジョーカーゲーム
マクロスΔ
とんかつDJアゲ太郎
も、おさえておこうと思います。
以上、浅く広く楽しむ私からの今春アニメ情報でした。笑
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これから観たいもの。
(私の備忘録的に)
背徳的で官能的な映像美。
新種のウィルスにより、昼にしか生きられない人と夜にしか生きられない人にわかれてしまった世界の話。
ロサンゼルスのあるストリートにおけるセックス&ロックンロールのドキュメンタリー。
押井守監督作品として勝手に注目。異星の部族間闘争SF。
新海誠監督作品として勝手に注目。夢を介して起こる美しく青いファンタジー。
美しい女性型AIと男達の物語。人はアンドロイドとの関係性をどう作るべきなのか。
などなど。
気になる映画・アニメはいろいろあります。
趣味の合う方、情報交換しましょう!
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