• facebook
  • twitter
  • instagram
  • LINE

長月 nagatsuki

日々のこと


2016.01.27
【薪ストーブ&ストーブ料理体験会】レポート

 

 

IMG_3949

 

今日は薪ストーブ&ストーブ料理体験会をさくらプランニングさんにて行いました。

お一人様から子連れのご家族まで、2時間半ほど、お料理とおしゃべりで楽しんで頂きました。

本日参加された方は、すでに薪ストーブを使われている方から、具体的に導入を考えられている方、全く入れる予定ないけど楽しそう!って方・・・いろいろいらっしゃったので、お料理を作ったり実際に薪をくべながら、薪ストーブの特徴や楽しみ方、大変なところ、、、いろいろお話させてもらいました。

 

 

IMG_3954

 

さくらプランニングのスタッフさんが、慣れた手つきでお料理を作っていくのを見ます。

今日はキャベツの煮込み、トマトのピザ、焼きリンゴ、洋梨とクリームチーズのピザを頂きました◎

 

 

IMG_3972

 

みんなも一緒に作ったり。

こちらは洋梨とクリームチーズのピザ。

めっちゃめちゃおいしかったです!

私、熱いフルーツってあんまり得意じゃないのですが(!)、このピザはほんとに美味しかった。。。

もちろんオーブンでも焼けるのですが、火力が違うので出来上がりの時間や仕上がりも違います。

カリッと美味しくし上がります。

ピザは、炉の温度にもよりますが5分もかからず焼けます。

いわゆる炭火焼きみたいなものなので、とっても香ばしいですよ。

 

 

IMG_3974

 

焼きリンゴもとろっとろ。

どれもこれも作り方はめちゃくちゃ簡単なのに、薪ストーブの高温でぎゅっとうまみが詰まったお料理になるのですごく美味しいのです。

私もピザはたまに作るのですが、もうちょっといろんなものに挑戦してみようかな・・・とあらためて思いました。

 

お肉や魚の塩釜焼きや、ローストチキン、テールスープなどなど、がっつりおかずもジューシーに美味しく仕上がるそうです。

やってみたい!

 

 

お料理をしながら、薪ストーブのいろんなお話もしました。

今日来て頂いた方に質問されたことなどちょっとここでも書きますね。

 

ぶっちゃけた話、薪ストーブの導入自体は70万円〜100万円くらい。

そう、まずはちょっとお金がかかります。

でもそれはきちんと計画すればクリアできます。

 

 

そのあとに皆さんが気にされるのは、使い勝手やメンテナンス。

私は薪ストーブ導入前は漠然と「掃除大変なのかな・・・」とか「すぐあたたまらないとか不便」とか「薪をくべるのめんどくさそう」とか思ってい躊躇していたのですが、正直そんなこと全然大変でも面倒でもないです。

むしろあたたまらないけど火がついていくのを楽しんだり、なぜか薪をくべるのも楽しいので全く問題ではありませんでした。

 

実際に使ってみると本当に大事なポイントは・・・・実は「薪の確保」なんです。

 

 

stove_life_pic_02

 

薪ストーブって面白い物で、その家々でランニングコストが全く違います。

 

そもそも薪がないとストーブが使えないのですが(ファンヒーターでいう灯油)、薪は思ってるよりものすごくたくさん消費します。

幅1.8m×高さ1.8mくらいの薪棚を、我が家は7台ほど置いています。

どんだけ場所いるんや!って感じですよね。

だから置いておく土地もいります。

うちは夜の3〜4時間くらいしか使わないのですが、1ヶ月で薪棚1台分くらい使います。

そしてその1台分に入る薪の量がおおよそ軽トラック平積み1杯分。

参考までに、広葉樹(ナラなど)のすぐ使える乾燥した薪で軽トラ1杯分で約¥18000〜¥20000ほど。

 

他にも買いに行く時軽トラいるとか、送ってもらうと送料めちゃ高いとか・・・

 

丸太を斧で割って、1年半くらい乾燥させた薪でないとストーブで使えないので、すぐ使える乾いた薪を買うなら薪棚は少なくてすみますが薪の値段も高い。

乾いていない薪を買うのは少し安くなりますが、乾かすまで1年半かかる。

そうすると、最低でも2シーズンの薪を家の敷地内に置いておかないといけないのです。

なので薪棚はやたら必要になります。

 

逆に、お金がかからないパターンも。

今までは全然知りませんでしたが、流木や工事で伐採した樹木を河川敷などで「ご自由にお持ち下さい」ってなっていることがたまにあります。

ご自由に・・・っていっても、手でかかえきれないほどの大木とかがそのままごろんごろん転がっているので、全然ご自由にお持ち帰れるレベルではないのだけど。。

なので、みんなマイチェーンソーを持って来てその場で丸太に切って、軽トラに積んで帰り、家で斧や薪割り機を使って細かく割り、薪棚に入れる・・・という仕組みです。

 

そうすると確かに燃料としての薪はタダで手に入ります。

ただし!

薪を割るのってなかなか重労働で、ちょっとやそっと何本か割っても一瞬で燃えてなくなるので・・・

それこそ軽トラ何杯分もの薪を作るにはかなりの時間と体力を要します。

 

時間も体力も使わずお金をかけて薪を確保するか、時間と体力を使ってタダで手に入れるか、そのバランスが人によって違いますね。

アウトドア好きな方とかだと、薪割るのも楽しい〜ひゃっほ〜う!って感じでどんどん薪を作る方も多いです。

我が家は買った薪もあれば、もらった細めの木を地道にカットして積んでおいたりというのもあります。

 

導入前には、チェーンソーや斧は自分には使える物なのか?薪を買う場合はどれくらいお金がかかるのか?薪棚を置く場所は作れるか・・・?

という、薪の確保を真剣に考えておくのがよいと思います。

 

 

stove_life_pic_01

 

そんな大変な思いをしてまで薪ストーブ使う意味があるのか・・・・って思ったりする方も多いと思いますが、(実際私もはじめはそうだった)これがまた使ってみるととっても楽しいのです。

 

家の中で毎日火遊び。

これ、ほんと楽しい。笑

単純に炎を見てると癒される・・・っていうのももちろんですが、そもそも薪をくべる行為自体が私は楽しいです。

 

灯油を入れに玄関まで行くのはほんとにイヤでしたが、薪を取りに外までいくのは全然辛くないです。

芯からあたたまるので、外に出てもひやっとした感じが気持ちいいくらい。

 

洗濯物がすぐカラカラに乾くし、家中の扉を開けておけばどの部屋もほんのりあたたかくなる。

我が家の稼働している暖房機器は、基本的にはリビングの薪ストーブだけです。

廊下がほんわかあたたかいのって心地いいです。

もちろん寝室もぽかぽか。

 

毎年冬が待ち遠しいです。

下手に寒い秋より、冬の方があたたかいので。

そして春は少し寂しいです。

もう薪焚かなくなるんだな・・・って毎年思います。

そして儀式のように、最後は炉の中の灰を全部キレイに落として、煙突の掃除も自分たちでやって(これも意外と難しくないし年に1回なのでめんどくもない)、次の冬を待つのです。

 

なんか、手間ひまかけて何かをやるってほんとは私得意じゃないのですが(スピーディに効率よくやりたいタイプ)、そんなことより気持ちがこんなに豊かになるんだなーと、思えるひとときが得られるのが結構感動です。

 

 

長くなってしまいましたが・・・・

(薪ストーブのことになると割と暑苦しいタイプです。仲間を増やしたい。)

お料理は実際に体験された方の特典ってことで、ブログでは具体的に導入予定の方にむけて気にして欲しいポイントを書きました。

メリットデメリットありますが、継続して使えるイメージ、楽しいリビングのイメージができれば、きっとあなたに薪ストーブは向いています◎

 

気になる方、まずは気軽にぜひ私に聞きに来てください。

具体的な導入についてはさくらプランニングさんへ。

 

 

そして今日ご参加頂いたみなさま、ありがとうございました。

あとさくらプランニングさんのみなさまも下準備からいろいろと。。。

楽しかったです!

また次の冬に・・・やりたいなーって思っていますのでみなさまぜひ気にしててくださいね。

(だいぶ先やけどね。)

カテゴリー:日々のこと,イベント