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【炭盆栽のある暮らし】
開催
2019年4月12日(金)〜4月14日(日) 3日間限定
場所
長月イベントスペース
内容
手仕事によるもの作りを大切にする「ゆかしな」から、炭を器とした小さな盆栽がたくさん届きます。
盆栽って和風?育てるのってめんどくさい?
いえいえ、思ってるよりかっこよくて、思ってるより育つのを楽しめる、「季節を感じる景色の一つ」として、ぜひ取り入れてみてほしいです。
約30点ずらりと並ぶ、その光景もお楽しみに。
「ゆかしな」は、手仕事によるもの作りを大切にし、暮らしを彩るものたちを手間暇かけて作っているブランドです。
理由はわからないけれど、なぜか心惹かれてしまう。
何となくなつかしく、慕わしい。
古くは“ゆかしい”という言葉で言い表されていた、その気持ち。
それがYukashinaの原点。
人や環境への心遣いがあってこそ、やさしい風合いが生まれます。
リサイクルコットンの後染めカットソー、ニュージーランドウールの手刺繍絨毯、無農薬栽培綿のストールなどなど、時に福祉施設の方達の協力も加わり、丁寧に作られた作品たちばかりです。
そんな「ゆかしな」の数あるラインナップの中から、今回は「炭盆栽」をフィーチャーしました。
【炭盆栽とは】
「ゆかしな」の炭盆栽は、一つ一つ丁寧に炭職人によって作られています。
古民家解体で発生する廃材や間伐材などを使い、窯入れから窯出しまで、半月以上かけてじっくり炭焼き行います。
仕上がった炭を器として加工しますが、脆くなっていたり、割れていたりと様々。
でも、その個性的な表情も景色の一つとして楽しんでいただきたい。
そんな思いで作られています。
その炭の器に、南天や唐松、楓、蝦夷松などの植物を植えて、完成したものが炭盆栽です。
長い年月かけて朽ちていくのも美しい、深い黒が水を浴びてつやつやと光る炭の器。
季節によって紅葉したり花が咲いたり落葉したりと変化する、日々の移り変わりを楽しむ木々。
その二つが組み合わさって、美しい炭盆栽が出来上がります。
炭盆栽はもともと屋外で育ちやすい樹種を中心に植えられているので、基本的には室内ではなくベランダや玄関先など、外で育てるのに向いています。
そして水やりは、スプレーなどで炭の器全体が濡れるように吹きかけるだけ。
季節によって水やり頻度は変わりますが、つやつやに濡れた漆黒の炭は情緒があり美しい。
スプレーで水を吹きかけながら、その艶めいた炭の器そのものを愛でて欲しいと思います。
また、乾燥した時に水やりをすると、炭が弾けるようなパリン・ポリンという美しい音を奏でます。
炭の器も、植物も、一緒に生きているんだな・・・という「変化」を楽しんでもらいたい、そんな作品です。
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炭盆栽?よくわからないけど、、、、って方も、是非一度見てみてください!
展示販売期間は3日間だけですが、ずらりと並んだ景色は圧巻かと思います。
また、炭盆栽だけでなく「ゆかしな」の手作りの木工製品も少し並びます。
福祉施設の方達が丁寧に作った天然木の器など、とっても素朴でほっこりするような温かみのある作品ばかりです。
低価格で手に取りやすいものも多いので、炭盆栽とともにぜひ楽しみにしていてくださいね。
みなさま、おまちしております。
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(文:オゼキカナコ)