届きました!
ダブルネームスニーカー
9月3日(日)までの短い期間ですが、実際のサンプルを履いていただき、気に入ったものがあればご予約いただけるフェアが始まります。
今日は仕掛人であるタナカユニバーサル(maccheronianのメーカー)の担当者さんがいらして、しっかりと商品の詳細をお伝えしてくださったので、みなさまにもお伝えしますね。
届いたスニーカーは全て、「土に還る」素材ばかりです。
厳しい基準のもと、エコで再生可能(サスティナブル)な製品づくりをめざすこのスニーカープロジェクト。
知れば知るほど興味深いのです。
<牛革>
普通なら捨てられてしまう、「食用肉」の革を無駄にすることなく使っています。
革製品用に作られた革のような均質さがないので本来はとても使い辛いため捨てられるのですが、表に傷があるものは裏返して「裏革(スエードのような部分)」としてデザイン的に有効利用したり、シボやシワなども個性として楽しんでもらえるような製品になっています。
柔らかく、肌辺りの良い革なので長く履き続けたくなりますよー!
<天然ゴム>
通常のスニーカーは安価でできて生産性の向上のために、時間をかけずに作れる異素材が混ざったゴムを使っていますが、こちらのスニーカーは全て天然ゴムを使用しています。
とにかく、底面が柔らかいのが特徴です。
ぐにゃっと曲がるくらい柔らかく、それが履き心地の良さにつながっています。
履き続けてゴムが削れてしまった場合も、専門店で比較的安くリペアができ、直しながら長く使い続けられるよう考慮されています。
まあ、そんなことよりほんとに履き心地はよい!です。
<半年待ちをぜひ楽しもう!>
今回のフェアは、注文をいただいてから生産するため日にちがかかります。
1つは、初めに材料を買い込んだり、製品化してしまって、万が一売れ残ってしまうとすごく素材も労働力ももったいないですよね。
受注生産にすることで、必要最低限の材料調達、確実に手に渡る分だけ作って、無駄のないように生産する。
それを大切にされています。
もう1つは、ルーマニアの生産スタイル。
ルーマニアは、12〜1月は休みの季節になります。
日本と違って海外では1〜2ヶ月バカンスや長期休暇でお休みを取る習慣のある国が多いですよね。
(ほんとうらやましい!)
無理な労働環境を強いることなく、文化や習慣を守りながら丁寧な仕事をしてもらうためにこのような長い納期になります。
待つの辛い・・・という気持ちもよ〜く分かりますが、ルーマニアの人が一生懸命作ってくれてる!と遠い地に思いを馳せながら、春を楽しみに待とうではありませんか。
きっと届いたとき、嬉しいと思いますよ。
(あと、意外とあっという間です)
正直なところ、「エコ」といい言葉はきちんと背景をしって多角的に考えたいので安易に言いたくない私ですが、タナカユニバーサルさんの話を聞くと理にかなってるな〜というか、これがやっぱり本来の健康的な商品流通のあり方だよな〜と共感する部分がとても多いです。
なので今回、そういったサスティナブル(再生可能)な製品を興味深く、提案してみたいな、と思っています。
もともと、maccheronianのスニーカーや、タナカユニバーサルのシューズ類は、さまざまなセレクトショップや靴専門店で販売され、ハイブランドのOEMなども数多くやられているため、ネームが入ってなくても「タナカユニバーサル」の靴だ!というのがたくさんあるようです。
メンズシューズが中心です。
そのたくさんあるシューズの中でも、このダブルネームスニーカーはちょっと特別らしい。
レディスを手がけるのが初めてということ。
そして大手のセレクトショップではなく、お客様との距離が近い地方のショップを中心に、丁寧に紹介しながら手に取ってもらえる場所を探していたということで、、、
東海ではなんと名古屋をすっとばして長月にお声がかかったようです。
びっくり。
とても嬉しい出会いです。
せっかくの良い機会です。
色々お話ししながら、スニーカーを履き比べてみましょう。
お一人でもいいですが、家族やご夫婦、お友達同士でお揃いにするのも楽しいですよね。
オーダーフェアは9月3日(日)までです!
短いのでぜひお忘れなく〜!