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長月 nagatsuki

岐阜県羽島郡岐南町上印食8-123-1
HOCUS POCUS 1F
TEL:058-259-3055
営業時間:11:30~19:00/火曜定休


2019.06.08
「得意だけど好きじゃないこと」にどう折り合いをつけるのか。

得意だけど好きじゃないこと、好きだけど不得意なこと、についてふと考える。

 

 

「カナコさんのnote、面白いから毎回読んでいます。」なんて、たまたま同時に何人かに言われたりするので舞い上がってiPadのキーボードを叩く夜中。

 

私は文章を書くのが好きだし、得意なほうだとも思う。

 

わりと幼い頃から、学校で書く読書感想文や、文章で答えるテストは得意だったし、手紙を書いたり物語を書いたりするのも好きだった。

 

とはいえ、書くことを仕事にしたいなんて考えたことはなく「書くのが好き」という事実だけがあった。

 

最近、noteを書くのも好きだし、Twitterのように文字数が制限されている中できれいに文章を収めることを考えるのも好きだ。

 

「書くこと」

 

これは自分の中でここ最近いちばん「好きであり得意である」と自分自身納得できる事柄で、しっくりきて気持ちいい行為だ。

 

好きで、しかも得意とはなんと幸福なことだろう。

 

「書くこと」はできればこれからも続けていきたい趣味であり、もしかしたら仕事に繋がるといいな、、、なんて夢見ていることでもある。

 

逆に最近どうもしっくりこなくてこれからどうしていこうかな?と思っていることもある。

 

「得意ではあるけどそんなに好きってわけじゃない」こと。

 

それは、「話すこと」

 

お店をやっているし、他にもさまざまな活動をしていると毎日いろんな人と話す。接客でも業務の打ち合わせでも会議でも、ありとあらゆることを会話してすごしている。

 

しかもインスタでライブ配信したり、ラジオトークでラジオの配信もしているくらいだから、とにかく毎日しゃべっている。

 

話すことはめちゃくちゃ慣れていて、人見知りも(今は)全くと言っていいほどしないし、どこででもだれとでも気軽に喋れる自信がある。

 

なんだけど、実は話すこと自体はそんなに好きなわけではない。

 

話すことは嫌いではないけど、本当は話さずに済むなら話さないほうが楽だし、黙って静かにしている方が好きだ。

 

でもなぜか話す機会が多いし、結果として話すことも得意になっていっているんだと思う。

 

空気を読もうと努力してしまうし、うまくその場をまとめようとしてしまうし、相槌を打ったり笑ったりして賑やかな雰囲気を作ろうと努力してしまう。

 

へんな空気になるのが苦手なので、自分なりに良い流れを作ろうとしたり、きちんと相手の話を聞いて気分良くなってもらおうと思ったり、そういうことを自然としてしまって、結果的にたぶん少しずつ疲れているんだと思う。

 

イヤイヤやっているわけじゃないし全て自然にそうしてしまうのだけど、それってやらずに済むなら楽だろうな・・・とふと考えてしまうことが増えた。

 

もちろん、話す内容と相手にもよる。

 

話すといっても誰かと議論したり、興味のある話題をまじめに深掘りするような話をしている時は楽しいし好きな時間だ。

 

知的刺激に溢れ次から次へと新しい情報が流れ込み、自分の話も相手に突き刺さっていくような、意識の交感のような会話はとても好きだ。

 

うまく言葉が紡げて、思考と音声が合致する気持ち良さは快感だし、相手の言葉に感化されて自分の中で思いが変化していくのを感じるのも気持ちいい。

 

ただ、こういう話ができる人や状況は限られていて、日常会話の多くがなんてことない普通の会話だ。(当たり前なのだけど)

 

その中でも特に、ライブ配信や動画、ラジオなんかで喋る時が一番自分らしさから乖離していると感じて、最近ちょっと違和感がある。

 

嫌ではない、楽しいことも多いし、それが仕事につながっていると思うと大切にしてるのは確かだ。

 

自分がやることで喜んでもらえることがダイレクトに伝わるし、反応も良くて嬉しいことも多い。

 

ただ、「バラエティ性」の高いものと、自分の本質的な性格が本来あっていなんだなという感じはすごくする。

 

「元気に楽しく愉快な発信」「相手を笑わせるような賑やかな会話」は、少し頑張らないとできない。

 

見たり聞いたりしてくれている方は、「カナコさんはお話上手だな」「楽しいな」と思ってくれている方も多いようで、「人前で話したりするのが得意なんだな」とか「おしゃべりが好きなんだね」と思われることも多い。

 

でも、実は「話すことはたしかに得意かもしれないけど、実はそんなに好きってわけじゃないんだよ」と心の中で思っている。

 

この小さな抵抗感はもしかしたら少しずつ膨らんでいくかもしれない予感がする。

 

別にお店で接客をしないとか、配信をやめるとかじゃなくて、その「話すこと」の内容や方法、自分自身の意識の向け方を変えていく時なのかもしれない。

 

ちいさなモヤモヤが、少しずつ変化していくように、「自分の好きな話の仕方」を考えていきたいなと思っている。

 

ちなみに、「好きなのに不得意なこと」は、ちょっとニュアンス違うかもだけど「本を読むのが好きなのに内容を記憶できないこと」かな。

 

せっかく読んで感動したり感化されたり学んだりしたことを、すぐに忘れていってしまうのが辛すぎる。。

 

読んだり見たりしたことを、きちんと記憶して必要な時に引き出せる、、、それが得意になるといいな・・・誰か教えて。

 

みんなも、「得意だけど好きじゃないこと」「好きだけど不得意なこと」あるだろうか?

 

それについてどんなふうに折り合いをつけているのだろうか?

 

(文:オゼキカナコ

カテゴリー:店主の日記