2代目は知り合いからタダ同然で譲ってもらったアウディ80アバント。

ハタチやそこらの娘が乗る車じゃないなーと思いつつ、輸入車ということでテンション上がってとても気に入っていました。

だけど元々は安い車じゃないだけに修理代がものすごくかかって、維持ができなくなり手放すことに。

そして昨日お別れしたプジョー206。

はじめて自分で選んだ車。

猫足と呼ばれるそのきゅっきゅっと接地感のある走りと、かたいハンドル、重いドアの音、小さいのに小回りきかないし、電気系統はいつも気まぐれ。

全部がクセになる感じでとてもかわいかったです。

ワイパーの動きも均一じゃないし（たまにきゅきゅっとすばやく動く）、キーレスは運転席だけ開かないし（運転席だけ開けばいいのに・・・なぜ・・・）、エアコンや電気系統などなど何度もいろんな箇所を修理をして、レッカーも二度ほど、最終的にはATなのにエンストするし、スピードメーターも2回交換したのにまた動かない・・・・。

こんなに壊れまくってもよくここまで乗ったなぁと、自分でもふと。

なんかとてもさみしいです。

後ろ姿が爬虫類みたいでかわいかった。

9年も同じものを毎日愛用することってあるかな？

あるか、、、あるかもしれない。。

でも「道具」としてだけでなくて、愛着を持って「わたしの大事なもの」として付き合う対象は少ない気がします。

私はそもそも無頓着というか、生活必需品は使えればいいみたいな感じで最低限のものを買うこともあるし、かと思えば毎日使うんだからなるべく上質で長く使えるものを・・・と思うこともあるし、両極端。

でも「便利で機能的で・・・」というものはあまり興味がない。

なぜならば、「機能的」なやり方に自分が寄せていかないといけないのが「結局便利じゃない！」ってなるのがいやなので、、、

たいていは、シンプルで複雑さのないものにひかれる傾向があります。

この車は全然便利でも機能的でもなかったけど、自分の手足のように動く感じが心地よかった。

車というのは面白いもので、私にとっては道具でもあり相棒でもあるような存在。

人によっては興味のない対象かもしれないですね。。。

私も全然詳しくはないですが、好きな車というものに乗ってからはただの通勤の道具ではなくて「毎日が楽しくなる相棒」みたいな感じになりました。

相棒は、とにかくおっちょこちょいで何かと気まぐれで目が離せない感じ。

ご機嫌にスムーズに動くときもあれば、大きく揺れて怒ってみたり（トランスミッションの不具合）、私を乗せようとしなかったり（運転席の鍵だけ開かない）、急に疲れて休んだり（エンスト）、ツンデレが激しい。

（ツンデレ好き・・・←）

ほんとに世話が焼けるんだけど、「いつも一緒に動いてる」って感じがしていて、おもしろ楽しかったです。

（何言ってんだこの人って感じかもですが、中古の輸入車に乗ったことある人あるあるネタですからね・・・私がおかしいだけじゃないですからね・・・擬人化できるくらい愛着持っちゃうんですからね・・・）

そんな大好きな子とも昨日でお別れ。

まじ泣きしました。。。

さ、さみしい。。。

春は別れと出会いの季節。（車だけど）

また新しい子を、同じように愛してあげたいなーと思います。

（わけあって、これまたオンボロの車がやってきたわけなんだけど・・・）

みなさんにはそんな愛着のあるアイテムが身近にあるでしょうか？

あ、プジョー乗りの方、お話ししましょう。

元カレのノリでもよければ。笑

あいつ、どんくさいけどかわいかったんだ・・・みたいな思い出話でよければ・・・